社長インタビュー! ゲームとカラーユニバーサルデザインについて

今話題の任天堂Wii U専用ソフト「スプラトゥーン」(http://www.nintendo.co.jp/wiiu/agmj/)

ゲーム業界の人間である前に、なによりもゲームを愛するゲーマー達が集う我が社でも話題沸騰中です。

そんな中、なにやらネットではスプラトゥーンが色弱者の方にも対応している事で話題になっている様子。

CUDOって何?  色覚に適応したゲーム??

ゲーム全般について無知な平社員しなま  がお勉強の意味も含め

今回はCUDOについてインタビューと題し社長にご教示願う、

開発ブログ始まって以来の真面目回です!!

なぜ今回真面目ブログかと言うと、

ガルチでは2014年にゲーム開発者向けのツールとして、

「色覚シミュレーターfor Unity」を無料で公開している経緯があるのです。

なかなか気づくことが少ない色覚の違いとゲームの世界。

多くの人が注目するこの時に多くの人に改めて知ってほしい!

ということで、早速お話を聞いていきましょう!

それでは社長お願いします。

{しなま(以下し)}「まず、CUDO(カラーユニバーサルデザイン)について教えて下さい」

 

社長{社長茶谷(以下茶)}「簡単に言うと、色弱者の方へ配慮された商品かどうかを審査し、
基準に合致した製品にCUDOマークを配布している機関のことです。
日本では男性で20人に1人、女性では500人に1人の割合で色弱・色盲の方が居ると言われていて、
その症状は個人差で何パターンもあり、例えば同じ型の症状と診断されても、
実際にその人達が皆同じように見えている訳ではありません。
数値だけでは測りきれない部分が多いので、CUDOの機関では実際の色弱者の方をモニターとして治験する方法が取られています。
            身近な物だと家電等はCUDOマークを取得しているものがほとんどなのです」

 

なるほど。私達が普段使っている様々な電化製品は、

知らないだけで実は色覚に配慮された製品になっていたのですね。

ここで少し補足です。

カラーユニバーサルデザインを調べてみると非常に興味深く、

私の拙い文章ではなかなかその重要性と有効性についてお伝えしきれないので、

ぜひカラーユニバーサルデザイン機構のサイトをご覧になってみてください。 http://www.cudo.jp/

何事もまず興味を持って知ることが大事ですね!

それではインタビューに戻りましょう。

{し}「ゲームとカラーユニバーサルデザインについてお話を聞かせてください」

 

社長{茶}「海外などのゲームでは色覚に配慮したゲームは、わりかし多く作られて来ていたのですが、
昨今急速に増えたスマホのアプリゲームでは、色覚について配慮されているゲームはまだまだ少ないのが現状です。
例えば、同じ色を揃えるゲームや、色で属性の違いやパラメーターを表現するゲームが多くあるのに
それをハッキリとした色覚で認識出来ない人たちは、ゲームを楽しみたくてもできない現状があるわけです。
改善方法としてよく誤解されるのが、色の判別がつきにくいなら形を変えればいいじゃないか。という発想です。
これはゲームの世界ではまったくのナンセンスで、「色を集めて消すゲーム」を、「形を集めて消すゲーム」にしてしまっては
            そもそもゲーム性も楽しみ方もまったく違うものになってしまいます」

 

{し}「恥ずかしながら、色覚の違いでゲームを楽しめない人たちが存在することに気づいていませんでした。
そういった意味で、どんなユーザーでも目で見て楽しめるゲームを開発する。そのためのツールが「色覚シミュレーターfor Unity」という訳ですね」

 

社長{茶}「このシミュレーターの素晴らしいところは、開発途中で色覚を実際に実機で確認しながら調整できる所です。
これまで色覚の悩みを抱えながらゲームをプレイしていた弊社のプログラマが、
Unity向けのシェーダーを作ったところから開発がスタートしました。
開発にあたり、Unity Japan や CUDOなど多くの人達のご協力のもと、無料ツールとして、
高品質のシミュレーター配布することができたと思います」

 

{し}「社長、ありがとうございました」

 

という訳で、簡単なインタビューではありましたが、

とても興味深いお話でした。

“だれでも楽しめるゲーム”の真の意味に気付かされ、

いちユーザーである私はとても感動しました。

世界中の人が面白い!!  と楽しめるゲームを作っていけたら、こんなハッピーなことはない!!!

と純粋な気持ちで思ってしまいました。

自分にもまだピュアなハート が残っていたんだなぁ・・・しみじみ

そんな大切な気持ちを思い出させてくれた今回の真面目インタビュー

最後にもう一度、この機会に多くの人に知って頂ければと思います。

カラーユニバーサルデザイン機構 http://www.cudo.jp/

ガルチの色覚シミュレーターfor Unity

 

そしてそして今回、インタビュー写真が撮れなかったので、

ガルチのナイスなデザイナーさんがナイスな社長画を描いてくれました~

顔がないのにすべての特徴を捉えていて似ています!!  流石ですb

 

 

 

※カラーユニバーサルデザインとは、色の見え方が一般と異なる人にも情報がきちんと伝わるよう、色使いに配慮したデザインのことです。
これは「NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO(クドー))」が作った名称であり、一般名称としては、カラーバリアフリーという呼び方をしています。

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